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不動産投資と熊本地震

熊本の地震から早1ヶ月が過ぎました。

 

TVに映される映像では

400年の歴史を持つ熊本城の

無残にも石垣が崩れた様子に

被害の大きさを再認識し、

今も避難生活をされている方々には

心からお見舞い申し上げます。

 

かくいう私も

2011年3月11日の東日本大震災では

関東で最も被害の大きかったエリア

千葉県浦安市に住んでいて

液状化により家が8.3センチ傾きました。

 

そして水も電気もガスも使えず

まさしく「ライフライン」を絶たれた生活。

 

傾いた家にいるとバランス感覚が崩れ

気分が悪くなるため

家族4人、六畳一間のアパートで

2ヶ月半、避難生活を送りました。

 

その時、つくづくよかったと思うのは

地震保険に入っていたこと。

 

おかげで迷いなく

家の傾きを修繕することができました。

 

また、浦安エリアでは同じように

木造アパートが傾き、

大規模な修繕をしている様子を

目の当たりにしました。

 

アパートは戸建と違って

地中に埋められた柱から工事をするので

その費用も莫大なものになります。

 

その物件のオーナーがもしも

地震保険に入っていなかったら

と思うと、ぞっとします。

 

そういうわけで、

私は所有している全ての物件で

地震保険に加入しています。

 

〈地震保険の特徴〉

 

1.火災保険への加入が必須

 

地震保険は単独で加入することはできず、

必ず火災保険とセットになります。

 

 

2.保険金額は火災保険の半分

 

保険金額の上限は

火災保険の50%まで。

例えば火災保険が1億円なら

地震保険は5,000万円が最高金額になります。

 

 

3.保険金の支給は3つのパターンから

 

地震保険が支給されるには3パターンあり

一部損 10%

半損  50%

全損  100%

 

このいずれかが、保険会社が派遣する

鑑定士によって判定され、

支給額が決まります。

 

 

4.保険料は全国バラバラ。

 

地震保険は47都道府県それぞれで

料率が異なります。

当然ながら、災害発生率の高いエリアでは

保険料も高くなる、ということです。

 

二つの地域を比べた場合、

火災保険の掛け金は同じでも

地震保険の掛け金は2倍以上になる、

ということもあります。

 

 

5.保険料率の見直し

 

これまでの歴史では、およそ2年に一度

保険料率が見直されています。

直近では平成28年7月に改正が行われる

という話もあります。

 

 

地震保険は、一般的には割高な印象を持たれることも多く、

ほぼ掛け捨ての保険であるために

加入しない、というご意見を耳にしますが、

震災を肌で経験した私には考えれられません。

 

自宅だけでなく、

不動産経営に責任を持つためにも

地震保険は真剣に考えたい。

 

保険を使わないのが一番幸せなのですが

万が一、というより

リスク回避のためにも

必須の手段だと思っています。

 

 

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