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不動産投資家はサラリーマンを辞めるべきか?

  2016/03/10    投資の考え方

サラリーマンをしながら不動産投資をする理「会社を辞めたいから」

ということがあると思います。

 

会社を辞めるために不動産投資をするのか

不動産投資で成果が出たから会社にいる必要がなくなった

から辞めるのか

 

人それぞれ事情はあると思います。

 

少なくとも私の場合、

副収入を得るために不動産投資をはじめ

紆余曲折あってなんとかある程度の実績を出すことができ

もはや会社を辞めても家族を路頭に迷わせる心配もないだろう

 

という状況を築き上げました。

いずれにしろ、心の奥底には

 

サラリーマンの生活から抜け出したい

 

という願いがあり

 

サラリーマン生活を続けることの

 

罪悪感

 

がはびこっていました。

 

ところが先日、私の職場の先輩が、

送別会と称してプライベートな会食の機会を設けてくださり

そこで意外な着眼点に気づいたのです。

 

私がサラリーマンを辞めたあとは

不動産事業を基盤にして

その経験や知識・スキルを多くの人にシェアし

サラリーマンという窮地から脱する仲間を増やしたい

 

との考えを述べました。

 

するとその先輩は私の考えを全面的に肯定した上で

ご自身の生き方について私との相違点を教えてくれました。

 

「自分らしく生きる

という点では大いに共感できる。

しかし自分が今、サラリーマンとして

会社の要職に就き

組織を動かし、事業を立ち上げる

ということを繰り返しやらせてもらっている。

この職務は確かに苦しいし辛いし

誰もわかってくれない寂しさも感じられるけれど

そこを突破して結果を出した時の達成感は

個人の規模では味わえないほど大きく重いものがある。

これを自ら手放すなど到底考えられないので

俺は定年まで会社に居座り続け、

社業を向上させるために何かを変える必要があれば

そこに全力を傾けたい」

 

とおっしゃるのです。

 

この言葉に、私は素直に感動しました。

 

サラリーマンなんて、所詮は安定した給料のために

我慢してやっている人がほとんどだと思っていました。

 

でもこうして私の目の前に

 

純粋な気持ちでその職務に責任と誇りを持っている人を見ると

それはそれで敬意を表するに値する生き方なんだなぁと

 

学びを得た次第です。

 

たしかに会社で事業を動かすときは

個人の場合とは比較ならない規模になる

ことも往々にしてあり得ます。

 

それがサラリーマンとしての醍醐味とも言えるのです。

 

べつにお金持ちになることだけが

人の幸せの終着点でもないし、

 

目指すべき姿でもないですね。

 

そう考えると

不動産投資で財を成したからといって

必ずしも会社を辞めることもないですね。

 

要は本人がどうなりたいか

が重要です。

 

自分がこの世に生を受け

 

使命は何なのか

 

これを自らに問いかけ、答えをだすことが

潔い生き方なのだと思います。

 

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