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不動産投資家は起業マインドを持っているか?

  2015/12/18    リアルな活動報告

先日、起業家として独立した人、これから独立しようとしている人を対象に、必要なマインドを醸成するためのセミナーに出席してきました。

講師は初めてお会いする方でしたが、言葉の奥に多くの意味を込めて発する、独特のキャラを持った方でした。

セミナーの主旨は、起業をする者の心得と行動について、参加者自身が自然に気づけるよう、とても工夫されたものでした。

 

トークは至ってシンプル。

でもそのシンプルな言葉の陰には、相応の知見と行動量がなければ到底行き着かない自信が見え隠れしていました。

 

この日の名言集を以下に記します。

 

・とにかく笑え!

笑わない奴は商売もうまくいかない。

 

・限界の力を出すな!

100%ではなく80%でやっていると思えるところに余裕が生まれる。

 

・自分が満足する商品をつくるな!

自分だけが納得する商品を作っても、他人は買わない。

 

・目標を立てるな!

うまくいかなかった時の自分を想像すると、がんじがらめになる。

 

・独立する時には事務所を決めるな!

スタート時は固定費を最小限に抑えるべし。

 

などなど、日頃「こうするべき」と思っていたことを

あえて逆の角度から見直す視点を教わりました。

 

自己ブランディングと商品については

・自分や商品をどれだけ知ってもらうかがカギ

ということを頭で理解している人は多いが

・自分を知ってもらう努力が少なすぎ

とバッサリ斬る。

 

ここでも、自分は十分にやっていると思い込んでいることが間違いで

これまでの努力の足りなさを痛切に振り返るきっかけになりました。

 

また

・自己アピールする時は、嘘をついた自分を見せるのはNG

と言われ、「こうありたい」という姿を飾って見せても

そこには嘘をついている自分のことを好きな人が集まるだけ。

自分を隠して仲良くしようとしてはいけない。

 

うーん。耳が痛い。

 

もっと自分の「強み」を鋭く見つめ

肩の力を抜いて

ありのままの自分をさらけ出すことが大事、

ということですね。

 

さらに

仮に自分のビジネス分野でNo.1の商品づくりを目指そうとすると

「理想形は全部同じものになる」。

 

確かに。競合の商品と比べて、それよりも優れたものを生み出そうとすると

最後には優等生的な特徴のないものが出来上がるだけ。

 

先に頭で考えて、「こういうものをつくりたい」としても

それは大手企業の発想。

 

フットワークの軽い個人起業家の特徴を生かして、

その場その場で顧客の要望を聞いてから創り上げることもできる。

 

と、いうことです。

だんだん精神論のようになってしまいますが、

成功するポイントは頭で考えることではなく

毎日の行動を見直すことがもっとも重要、と学びました。

(受け止める人の立場や状況によっても変わるかもしれませんが。)

 

行動=コミュニケーション

 

ビジネスパートナーや顧客と、もっともっと近づく努力をしなければならない。

 

不動産投資にもぴったり当てはまることです。

 

金融機関からみた自分の属性を理解する

所有物件の強みを理解する

販売会社や管理会社のセールスとコンタクトを取る

 

これらの指針に、今日教わった新たな視点を加えて幅を広げます。

そしてまた、日々の地道な行動を一つ一つこなしていく。

これしかないのです。

 

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