銀行員の訪問と不動産投資
2017/04/27 リアルな活動報告
私の自宅に、銀行員が二人もお見えになったので
その時のことをお話ししたいと思います。
私は不動産事業を運営するにあたり
その銀行から相当額の融資を受けていますが、
サラリーマンリタイヤしてからは
勤務先・年収という「属性」の威力もなくなり
もはや銀行からは相手にしてもらえないことを
覚悟していました。
ですので、今回、所有物件の
エレベーターのリニューアルにかかる
880万円の融資を打診しても
門前払いされる、と思っていたのです。
ところが先日私が銀行を訪問した際には、
支店長から「前向きに検討します」
との回答をいただいていました。
経営改善の観点から
エレベーターのリニューアルは
大規模修繕と同じくらい
必須の事項であり
物件を長く所有し続けるのなら
避けては通れない道です。
私は2年前にこの物件を入手し、
そこからの収益だけで既に1千万円を軽く超える
貯金ができましたので、
そのお金を使っても良かったのです。
でもせっかくの機会なので、
会社を辞めた私が
融資を申し込んだ銀行は
どのような対応をしてくれるのか
探ってみたい、という意図がありました。
それから1ヶ月以上もの間
銀行の担当者と電話でやり取りが続き
「エレベーターは設備なので
物件とは違って返済期間は10年が限度」
とか
リースにした方が支払い期間が長くなり
まとまった出費は避けられる
など
様々な提案を受けました。
私としては、預金を担保にさっと
貸してくれればいいのに、
とも思いましたが
それでは普通の無担保ローンになって
金利が跳ね上がるとも言われました。
そこで最終案として
「返済期間10年で金利1%以下」
という条件を要求し、
その答えをずっと待っていました。
こんな感じのやりとりがあっての1ヶ月を経て
ようやく次長クラスの方と担当者が
二人して自宅を訪問してくれる
というので、
あとは詳細のローン契約に関する
説明があるもの、
と期待していました。
ところが結果は、
「どうしても金利は1.3%を下回ることができない」
との回答でした。
拍子抜けした私は
「それなら預金を崩すからいいです。」
と答え、わざわざそんな説明をするために
自宅までお越しいただかなくてもいいのに、
とお話ししました。
銀行側としては、顧客からの
せっかくの申し出を断るのだから
直接会って説明したかったのだそうです。
ですが私はこの銀行とは付き合いも長く
先代の支店長とは非常に懇意にさせていただいて
電話一本で話がまとまる関係でした。
だからこの銀行は誰とでも
そんな付き合い方ができると
思い込んでしまったのです。
私としては、このために
今日の訪問対応を含め、
多くの時間を費やし
結果的にその時間が
無駄になってしまったわけですが、
これが関係構築の基礎になるんだな、
ということを改めて気づかされました。
一方的に思いを押し付けるのではなく
お互いの顔を見て話し、
一つの課題の結果を共有することで
双方の考え方が初めて理解し合えるのでした。
電話で済ませるようになるのは
それからの話です。
今回の回りくどい対応には
正直言ってイラっとすることが何度もありましたが、
今日はそのことを素直に謝罪し、
お二人には気持ちよく
帰っていただくことに努めました。
そして最後に次長さんから
「収益物件の融資でしたら、
ぜひこれからもやらせてください」
とのお言葉をいただきましたので、
それならば、
「融資可能な物件とはどんな条件ですか」
と、価格・利回り・エリア・構造などの
具体的な条件を教えてもらえるよう
「宿題」を持ち帰ってもらいました。
今回は融資の思いが叶えられませんでしたが
次のさらなる大きな融資に向けて
一歩前進したと思います。
このように、
人との関係を育てていくには
焦らずに、一つずつ課題を提案し、
解決していくことが
地道だけれど大切なことですね。
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