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妻に反対されない不動産投資の進め方 3つのポイント

  2015/08/31    業界裏ばなし

サラリーマンの副業として不動産投資を始め、本を読んだりセミナーに参加して知識を習得し、不動産会社の人とも仲良くなってようやく辿り着いた「初めての物件」。

いざ銀行で決裁の当日、奥様から

「やっぱりどうしても◯千万円もの借金の保証人にはなれない」

と言われ、成約が白紙撤回になる

ということが結構な確率で起きているそうです。

契約が行われないということは、もう一度買主を探し融資付けをし、売買契約書を作成するという作業を1からやり直さなければなりません。普通はこの段取りに1ヶ月くらいを要しますから、万が一こんなことになれば、不動産会社も銀行も売主も、全ての関係者が不幸になってしまいます。

そのためか、最近は私が仲介不動産会社の方に初めてお会いすると、かなりの確率で

「奥様は不動産投資のことをご存知ですか?」

と尋ねられます。

やはり、土壇場で奥様に反対されるのは決して稀なケースではなさそうですね。

実際、私がコンサルティングをして物件を購入された方の中にも、

かなり良い物件なのにも関わらず

奥様に大反対されて頓挫したことがありました。

それでも彼は必死で奥様を説得し、

何とか物件購入には漕ぎ着けましたが、

奥様がどうしても

「保証人にはなれない」

とのことで、

止むを得ず「保証人無し」の

融資契約を結ばれたそうです。

 

一方、私は不動産投資を始めた時から

家族に反対されたことは一度も無く、今でも家族みんなに応援されてこの仕事をしています。

 

それぞれにご家庭の事情は異なるので、

これがいいとは言いきれませんが、

私が家族に応援されている理由

をお伝えします。

 

1.家計は全て自分が管理している。

我が家では、私が家計簿をつけています。
毎日の出費を項目ごとに分類してExcelファイルに記録し、カード払いや公共料金の引き落としから学費、保険、ローンなど、すべて私の管理下におかれています。

ですので、今、ウチにどのくらいお金があるか、を完全に私が把握しているので、妻も口出ししようとせず、全面的に信頼されています。この件においては「夫婦」というよりもはや「親子」のような関係なのかもしれません。

そのため私の「小遣い」などは1円もなく、自分が遣わなければそれだけ家計が助かる、といった状況です。その分プレッシャーもあり、いつも家計のことを気にしなければなりません。本音を言えば私も世の中の多くのお父さん族と同じように、「お小遣い制」にしてもらって時々前借りを頼むことが夢でした。

 

2.子どもにも仕事の内容を説明する

高校生と中学生の子どもがいますが、購入した物件は家族で観に行き、そこから得られる収益と、かかる経費について、ざっくりと説明します。すると子ども達も興味が沸き、満室にするための内装のアイデアなどを話してくれたりします。

また、消費税還付のために本来はいくらの税金がかかっているのか、物件価格から固定資産税評価額の割合に応じた土地・建物価格の分解を、いつも娘にやってもらいます。彼女は連立方程式を使って建物の価格を割り出し、私の仕事を手伝えることに誇りを感じてくれます。

「奥さんや子どもにもわかるように」シンプルに説明することは侮れないほど大事で、金融機関や不動産会社との面談時に自分の課題ややりたいことを明確に伝える際の訓練になります。

 

3.不動産収入で得た利益を家族に還元する。

妻とは月に一度、平日に休みを取って豪華なランチに出かけます。「不動産投資で成功している人はみんなこんな感じ」「早く会社を辞めて毎週行けるようになりたいね」などと話します。ランチなので実は一人分2,000円〜3,000円くらい。大したコストではないのですが、何より平日の昼間にデート感覚で時間を過ごせることが喜ばれます。

子ども達は不動産のおかげでアメリカに留学できたり高額の塾に通うことができました。その都度、金額を意識して取り組ませているため、本人も無駄にしないように一生懸命がんばるので良い結果につながります。

この他、家族旅行に出かける時もちょっとだけ贅沢をして、いつも「不動産のおかげ」と言っているので、この事業の恩恵を受けて自分達の生活が豊かになっていることを、家族みんなで実感するのです。

 

とはいっても本当にスゴい贅沢をするのではなく、お土産をケチらないとか、買い物で悩んだ時には品質の高い方の商品を買うとか、ほんの些細なことです。

従来なら、その些細なことを切り詰めて「節約」することを美徳としていましたが、今は家族の気持ちを一つにするための「投資」と考えれば、安い経費ではないかと思うのです。

 

いかがでしょうか。

共感された方、どうぞお試しあれ。

 

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