不動産投資家の基本中の基本とは?
2016/07/14 最新情報
今日は古くからお付き合いのある不動産販売会社の方々と
打ち合わせの後、懇親会がありました。
メインは情報交換で、
最近の不動産市況と私の現在の活動についてお話ししました。
そこで新しい観点を得ることができましたので
シェアしてみたいと思います。
まず、最近の融資状況について尋ねると、
「緩くなった部分もあり、厳しくなった面もある」
とのこと。
これは、不動産融資に力を入れる金融機関が増えている一方で、
融資を受けられる人の条件が厳しくなっている、ということです。
さらに具体的に言うと
年収1,000万円以上の高属性の人は、より高額な融資を受け、
低金利で、長期間の返済スケジュールになってきているようですが、
年収700万円以下の人は審査も受け付けてもらえないケースが
増えている、とのことです。
こういう話を聞くたびに、私はある種の憤りを感じます。
属性が違うだけで、融資の可否を判断するなんて
そもそもおかしい。
1億円以上の借金については、
たとえ年収が500万円であろうと1,000万円であろうと
どうせ返せないことには変わりないじゃないか、
だから銀行は担保を取るんだろう、
と熱くなってしまうのです。
ところが今日の不動産会社の専務さんは
微笑みながら私に言いました。
「それが、そうでもないんですよ。」と。
属性が低い人の融資が厳しくなるには、それなりの理由があり、
かつての融資実績の中で、返済しきれなくなる人が実際に多いから、
ということが考えられます。
これは必ずしも直結しない因果関係ではありますが、
高属性の人は物件取得後も経営改善を続け、
しっかりとキャッシュを生み出す努力(=経営)に
こだわりがある人が多いようです。
ところが、年収が低く、
あっという間にまとまったお金を得た人に限って、
有頂天になり、
空室をそのままほったらかし
結果的に収支が合わず、赤字になって売却せざるを得ない
ということがあるようです。
もちろんその逆もあるとは思いますが、
銀行の思いに、この観点があることを知っておいて損はありません。
要は物件取得後も、
「借りたお金を返しながらキャッシュを貯めていく」
この基本中の基本ができさえすれば良いのです。
その目標値も人それぞれ。
ですので、仮に
年収が低いとか、一流企業じゃないとか、自己資金がないから
と言っても、何ら諦めることはないと思っています。
属性が低い人は、高い人よりも苦労しなければならないし、
時間がかかるかもしれませんが
実績を作れば銀行は信用します。
それまでにはその人なりの戦略があり、
今できることから始める、べきだと思います。
不動産投資で最も成功から遠のくのは
いつまでも物件を買わないことです。
不動産経営を経験せずに、
あれやこれや言い訳したり評論する人は
絶対に成功できないのです。
身の丈に合った不動産投資
これを探り、一歩踏み出すことから
本番が始まるのです。
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
お知らせ:大好評につき桜木大洋の不動産セミナーは
開催日が増えました!
これから不動産投資を始めてみたいという方、
あと1棟が買えなくて行き詰まっている方へ
本では伝えきれなかった生情報を、惜しみなく公開します。
富山開催 8月7日(日)9時30分~11時30分
東京開催 8月8日(月)19時~21時
東京開催 9月14日(水)19時~21時
詳しくはこちら
http://sakuragi-juku.com/seminar/
*とってもわかりやすい、と評判の著書:
「自己資金0円からはじめる不動産投資」
キャンペーン情報はこちら。
http://sakuragi-juku.com/shikin0/
TOKYO MX 『テリー伊藤のマル金ライダー8』に出演!
動画はこちらから。
http://mixer-ex.com/Li91710/114041
********************
昨日のブログ
満室経営のために大家さんがやるべきことは?
********************
桜木大洋のブログをもっと読みたい方へ
桜木不動産投資塾