悪徳不動産会社の手口とは?
2016/09/01 最新情報
私は幸いにも不動産投資で騙されるとか
詐欺に遭いそうになったことは一度もなく、
周りにいる仲間からも全く聞いたことがありません。
ですので
一般の人がよく印象を持たれる
「不動産業者って、危ないんじゃないの?」
とかいうイメージは、
あくまでもTVや漫画の作り話だとさえ
思っていました。
ところが、先日の全国賃貸住宅新聞 第1238号に
実際に不動産会社に騙されてしまった人の実例が出ていたので
驚きとともにシェアします。
その不運なサラリーマンのAさんは、
都内に区分所有のワンルーム4戸を所有していました。
約10年間保有してきて、
家賃収入が銀行への返済額を上回っていたのは
最初の数年間のみ。
空室期間が増え始めた4年前からは
2万、3万、4万と次第に赤字になっていき
やがて家賃を下げざるを得なくなり、
ついに満室経営でも5万円の赤字となりました。
ここまではワンルームマンション投資にありがちなパターンです。
そこから売却を考えても、
ローン残高を上回る価格では売れず、
売却しても借金が残ることが確実に。
そこへ新しい不動産会社の営業マンが現れ、
赤字のローン地獄を脱却するプラスのシミュレーションを提示。
Aさんは所有物件すべてを売って
その新しいファミリータイプのマンション1室を
購入してしまいます。
しかし、これも一年過ぎると、
家賃が下落し、
毎月4万円の赤字に転落。
そこでその営業マンが次に提案したのが
金利1%台の銀行への借り換え。
銀行からスムーズに融資を引き出すため
Aさんとその営業マンの会社に取引実績が必要
とのことで、Aさんからその会社へ
250万円を振り込むようにと言われ、
すべて指示に従いました。
その後、一年でその会社が倒産し、
Aさんは借り換えもできず、赤字経営のまま
250万円も失った、
ということです。
その会社は意図的に倒産し、
名前を変えてまた不動産業で詐欺を繰り返しているそうです。
本当の話なのでしょうけど、信じ難いことです。
なぜなら、普通に「不動産投資の基本」を学んだ人なら
騙されるはずのないことだからです。
気の毒といえば気の毒なのですが、
まず、しっかりと自分でシミュレーションをする力があれば、
新しい営業マンから提示された物件で
収支が改善するはずなどない
ということがわかるでしょうし、
銀行融資を引き出すために250万円を差し出すなら、
きちんと契約書を残しておくべきです。
あまりにも基本を外した騙され方だなぁ、と思ってしまいますが
人間、経営が危うくなって赤字を目の前にすると
冷静な判断と行動ができなくなる、
ということでしょうか。
ここまで極端な例は本当に稀だと(私は)思いますが、
せめてこういう情報を知ることで
自分の基本知識と行動をしっかりと
見つめ直す機会にしたいですね。
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