不動産投資では管理会社が成否のカギを握る理由とは?
今、3月末に決済予定の物件に対し、
最終的な大詰めを迎えています。
売買契約も済ませ、融資承認も下り、
金銭消費貸借契約も終わっているので
あとは決済・引渡しをするだけとなりました。
では、この物件の不動産投資は完了でしょうか。
とーんでもない!!!
不動産投資は「買って終わり」ではなく、
逆にそこからが始まり
と言っても過言ではありません。
買って終わりじゃない理由としては
そこから「経営改善」をずっと
続けていくことが必要だからです。
では「経営改善」とは何か?
それは
・空室があるなら満室にすること
・家賃をきちんと回収すること
・物件をキレイに保つこと
・何かトラブルがあればすぐに対応すること
などです。
これをオーナーが一人で全てやれれば良いのですが
サラリーマンの副業でやっている人には
時間的にも、実務的にも
到底無理なお話になってきます。
そのために
「管理会社」が重要なのです。
管理会社は、
入居者募集・家賃回収・建物の清掃など
物件を魅力的に保つためのいろいろなことを
やってくれます。
その「管理費」は大抵、
家賃総額(月額)の3%〜5%です。
たった3%〜5%程度で
賃貸経営の重要な部分を担ってくれるのですから
ありがたいことです。
逆に、その重要な管理会社を間違えると
賃貸経営に大きなダメージを与えてしまいます。
管理会社選びのポイントは
「客付け力があること」
まずはコレに尽きます。
空室を放っておくのではなく、次々に施策を提案してくれて
貪欲に部屋を埋めてくれるところが一番です。
物件の近所にある管理会社の方が
フットワークが軽い
つまり、何かあったときにすぐに対応してくれるから良い
という話も聞きますが、
今は24時間体制でケアしてくれる専門会社と
提携している管理会社もあり、
地の利はそれほど関係なくなってきました。
それから、3%〜5%の管理費の中に
どのような業務内容が含まれているのかを
正しくチェックしておきましょう。
清掃や建物メンテナンスは別途料金が発生する
というケースもありますので
しっかりとキャッシュフローを把握するためにも
管理にかかる費用は全ておさえておくこと
これは
購入時に必須のことです。
管理費を把握して、コストダウンを心がける
これが経営改善の基本です。
ではどうやって管理会社を探すのか。。。
それは、その物件を仲介してくれた不動産会社さん
に紹介してもらうか
物件のそばにある管理会社を片っ端からあたるか、
ネットで検索するか
のいずれかになるでしょう。
今回私は、仲介不動産会社のセールスさんが
とても信頼できるので
複数の管理会社をピックアップしてもらい
現在見積もりを依頼しているところです。
最後に決めるのは自己責任ですが、
管理会社を変えるのは
物件購入時が絶好のチャンスですので
はっきりとその意思表示をして
きちんと取引されることをお勧めします。
物件が手に入るとき
油断せず、先を見据えた準備・手配が肝要です。
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