不動産投資家の巨匠とは?
2016/01/23 リアルな活動報告
今日は写真界&映画界の巨匠・鋤田正義(すきた・まさよし)さんのトークショーを聴いてきました。
鋤田さんは今年78歳になられるようですが
とてもそんな風には見えない
どこかイタズラ好きの少年のような
澄んだ目をして生き生きとしていらっしゃいます。
鋤田正義さんと言えば、
デビッド・ボウイ
マーロン・ブランド
ジェームス・ディーン
などのポートレート(CDジャケットなど)で世界的にも有名な方です。
デビッド・ボウイなどは
最初の頃、
鋤田さんご自身が興味を持って本人のところへ押しかけ
「写真を撮らせて欲しい」と
頼みこんで
ようやく実現したのだそうです。
以来、二人はとても懇意になり、
先日デビッドボウイが亡くなるまで
身内のようなお付き合いをされてきたそうです。
トークショーでは
その落ち着いた語り口調の雰囲気が
いらないものの一切を排除していました。
素朴で飾らない、だけど心に響く言葉。
一方、ご本人は大変気さくな人物で
そのギャップに改めて驚かされます。
鋤田さんが初めてニューヨークを訪れたのは
今から40年以上も前。
そして今回、見慣れたニューヨークの街並みを
さらに新しい発見の連続で切り取っていきます。
ほぼ毎日、カメラを片手に歩き回っており
多い時には一日で1,000枚以上もシャッターを押すそうです。
さすが一流人。
一流の人は、常に初心を忘れず、
慣れに奢らず
新しい気持ちで日常を過ごしているのです。
そして感激したのは
トークショーの司会・ナビゲーターを
買って出た、
30代の若者に対し、
「先生」と呼ぶのはやめて、「さん」づけでお願いしたい
とおっしゃっていたことです。
一時代を築いてきた大先輩に、
いきなり「さん」づけとは
これまた新鮮ですね。
「巨匠なんて呼ばないでくれ。
まだまだそんな領域には達していない」
と真顔でおっしゃいます。
この他、
「影響を受けた写真家は?」の問いに
「多くの写真家に影響され、一人一人を覚えていない」
「特に最近は、若い人の写真をみて触発されることが多い」
とのことです。
とにかくたくさんの写真家の作品を見て学んでいる、
もしくはご自身でその写真家さんのともへ訪ねていく
ということで
決断・行動が早い
そのための洞察力・吸収力がものスゴイんですね。
というのが、78歳の巨匠を前にして
感じたことです。
そして常に
謙虚でいることが大切
まさに賃貸経営と同じです。
「一緒にするな」と高尚な大作家には
怒られてしまうかもしれませんが。
謙虚な人のところには
多くの人材と情報が流れてきます。
そうして多くの人が助けてくれて
大きな成功をつかむことができるのです。
どんな世界でも
一流人はみな謙虚
ということですね。
謙虚さ、決断力、行動力
この3つを、78歳を過ぎても
忘れてはいけないのだ
としみじみ痛感したひと時でした。
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